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体験記

超長文、私の体験談を書いています。


体力と気力、心に余裕があるときに
気軽な気持ちで
読んでみてくださいね。












私は冷えとりに出会って
体のトラブルは激減しました。

基礎体温も上がったし
病院に行くことも薬を飲むこともほとんどしなくなったし
半身麻痺も治せたし
ほんとうに感謝しています。


今では私の生活の一部になっているし
きっと死ぬまでやり続けていくであろう相棒です。




ただ、実は、靴下やズボン下、半身浴を続けていてもなかなか良くならない症状がありました。


それは『貧血』です。


貧血とのお付き合いはざっと20年。

10代のころ、
体調不良で受診した先の病院で血液検査をして、初めて貧血がひどいと知りました。

鉄欠乏性貧血


鉄が一般の方の5分の1しかないと…。

その日から鉄剤が処方され
飲むこと数ヶ月。

飲んでいるうちは
もちろん数値は改善するし
一時的に薬を止めても
しばらくは体も軽く調子が良い。


でもやっぱり
時間がたつと
またまた貧血に逆戻り。



昔は『添加物万歳!』な食生活だったので、そういうこともあったのかなと思いますが


食生活をがらりと変えて
日常的に使うものもほとんど体に優しいものにして
冷えとりもしっかりして


そしたら分かりやすいくらい不調も少なくなっていって

これできっと貧血もよくなるはずだ!と思っていました。


しかし。

数値としては一向に良くならない。
なんなら悪くなってたりすることもあって。


抜け毛もひどくて
お風呂に入れば排水溝が抜け毛で真っ黒になるくらい。
お風呂上がりにドライヤーしてたら
また床一面に髪の毛が落ちてるし、

手ぐしをしたらまた何本も抜けるって毎日。


髪の量が多いから心配しなくて大丈夫だよ…と言われたりしたけど、

いやいや、そんな量じゃないし(>_<)って
けっこう悩みでした。


東洋医学で髪の毛は 「血余」
血が不足していると健康な髪の毛は保てません。
まさしく、私の状態。。


もちろん貧血の理由は人それぞれで

消化器が弱っていても貧血になるし
婦人科が弱っていても貧血になるし
ストレスがたまりすぎても貧血になるし

他にも色んな理由があります。


でも冷えとりで貧血が治ったという例も沢山聞いていたので、自分もきっと…と思っていたのですが、何せそこだけは結果が出てこない。。


長年貧血をしていると
体も慣れてくるので
倒れたりするような派手な症状は出ません。

診てくださった先生にも
貧血には見えない (元気そうにみえるってこと) けど、数値的には輸血レベルだよ…と脅かされたこともあって

困ったなぁ~って感じでした。

でもその場しのぎの鉄剤だけは
どうしても飲みたくなくて。




それが今年に入って

抜け毛が10分の1以下に激減。

年末までは寝返りが打てなくなるほどの激痛で、毎晩夜中に目が覚めるほど酷かった持病の腰痛がいつのまにか無くなってる。

体もなんとなく軽い。


そして先月採血してみたら
20年間ピクリともしなかった貧血の数値が
劇的に改善してました!!

鉄なんて倍以上になっていて


目を疑いました。




実は理由ははっきりしています。
あることに取り組んだ結果なんです。


それは『心の毒だし』です。



振り返ってみて
向き合ってみて気づいたことですが


今までのわたしは


大人として…
社会人として…

こうあるべきだ

という理想像(エゴ)を自分に押し付けて生きていたように思います。


それがどんなに苦しくても
辛くても
息切れしていても

自分が在りたい姿に向かって
走りまくってました。


もちろん誰にも頼まれていません。
勝手にしていたことです。



でも、ふと不安が襲うんです。


これでいいのかな。
間違ってないかな。。


そして、そんな不安を打ち消したくなると

頑張っている自分を
近しい人に認めてほしくなるんですね…


こんなに頑張ってるんだよ私。
誉めてくれるよね?って。



でも、そんな時自分が思うような反応が帰ってこなかったりすると

消化できない思いが
悲しさや怒りに変わって
余計に不安になって落ち込む。



じゃあ、認めてもらえたら満足なのかって言うとそうでもなくて


いざ誉めてもらえても

『そんなことない!
わたしなんてまだまだ…』ってなる。

それも紛れもない本心。。。






自己評価はめちゃくちゃ低いくせに
他人の評価=自分の価値みたいな感覚があって


誉めてほしい
分かってほしい
認めてほしいって

外にばかり求めたり


自分と他人を何かにつけて比べて
私には無理
私にはできない
私には何にもない…って自己否定したり。



他人の一言一句に右往左往して
神経をすり減らして



できない自分
ダメな自分
嫌な自分…


誰もが持っているであろう
自分の中の『負』と感じている部分を
ずーーーっと攻めながら
生きていたように思います。


まさしく『自分DV』



自分を誉めたり認めてもらうことは他人任せにして、自分は自分を攻撃することに一生懸命。


それに気づいたとき



ちゃんとしなくちゃ

もっとがんばらなきゃ

私なんて…



そういうのを一旦お休みしようと思ったんです。



考え方のクセ
捉え方のクセ


そういうのって皆それぞれ持っていると思いますが、わたしは完全にネガティブ寄りな人間でした。


でも、そうなってしまったことにもちゃんと理由があって

そうすることで
自分を保ったり守ったりして
生きてきたんだと思うんです。


だから、
ネガティブに考えてしまう自分を否定も肯定もなくて良い。

あるがままを受け入れて
自分だけは
自分の味方でいてあげよう。

今まで攻めてきた分
今度は自分を認めてあげよう。

そう考えるように
努力しました。


人間だから元気なときもあれば
そうじゃないときもあって
ついつい悪いクセが出ちゃうときもありますが、

マイナスに引っ張られそうなときほど
あえて声に出して
自分を慰めたり誉めたりしました。

『頑張ってるねー。偉いよ~♪』
『今日はちょっとしんどいね。無理しないでね』って(笑)


本心がどーとかはまったく関係なく
声に出して、他人に声をかけるように
自分に声をかけました。


そうすると偶然出てきた自分の言葉で涙する場面も出てきて。。

自分がほんとうに欲しかった言葉ってこれだったんだなーって気づいたりもしました。。


そうやって癒して
満たして
愛していくと


色んなことの見え方もがらりと変わって
すごく楽になりました。



私の中にずーっとあった大きな詰まりが

ひとつ取れたような

不思議な感覚があります。


心も体も
暖めて巡りを良くすることで
大きく変わることがある



それを身をもって実感した
体験でした。







長々と書いてしまいましたが


どうして急にこんな話をしたかっていうと



最近、体の不調について相談してくださったり、お話してくださる方が増えてきました。

症状は人それぞれ。
考え方も感じかたも捉え方も
千差万別ですが


いつも最後は同じところに行き着きます。




それは


みんな頑張りすぎるくらい頑張って
ちょっぴり息切れしているってこと。


自分を奮い立たせて
もっと良くしたい
もっと良くなりたいと
試行錯誤してる。




生きていれば人それぞれいろんな役割があって
自分らしくいることが難しい場面も多いけど



自分を労るのも

認めるのも

愛してあげるのも



最後は自分です。


一人でいても
誰といても
それは変わりません。



私は身をもって
心の変化が
身体の変化に直結することを
学びました。

わかっているようで
分かっていなかったというか

やっぱり何事も
自分の体験ほど
納得させられることは
ありませんね。


今回私の体験談を読んで
似ているな…とか
誰かの、何かのヒントになればと思い
恥ずかしながら正直に書きました。





私のように真面目な方こそ(笑)
ついつい頭で行動してしまって
心や体がくたくたってことに
気付いていない方も多いです。

まじめに冷えとりをしている方こそ、
ちゃんとやっているのにどうして結果が出ないんだ…と悩んでいらっしゃる方も多いです。


健康になりたくてやっていることが苦しさに変わってしまうなら、手放す、お休みするという選択肢もあって良いと思います。

ただ、その前に
少しだけ考えてみてほしいと思います。



「心」と「体」は別物ではありません。


体調不良だと、
感情に影響が出るし、
感情が不安定だと、
体調に不調が出たりします。



体だけ見て
心だけ見て
解決しようとしても
なかなか出口を見つけられなかったりします。


すべては繋がっています。

今出ている不調が
本当はどこからきているのか

自分の体の声を
きいてあげてくださいね。






長々と読んでくださり
ありがとうございました!






  1. 2015/07/03(金) 16:45:19|
  2. 冷えとり&めんげん
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